こんにちは、SMILE ACCESS歯科衛生士のIです!
本日から、ワイヤー矯正がスタートします。矯正装置をセットしたら、目標の歯並びに向けて着実にゴールを目指すのみ…ではありますが、セットして間もない頃は、分からないことだらけで不安になることも多いですよね。
そこで今回は、ワイヤー矯正装置(ブラケット・ワイヤー)を装着したばかりの方を対象に、知っておくと安心なポイントを簡潔にまとめました!装置を装着したばかりの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
矯正装置をつけた後の痛み

矯正装置をセットすると、歯に矯正力が加わることで装着からおよそ3時間ほどで痛みが出ることがあります。
痛みの強さや続く期間には個人差がありますが、「翌日が一番つらい」といったケースが多い傾向です。ただ、痛みについては一時的であり、4日〜1週間ほどで徐々に落ち着いていくことがほとんどであるため、ご安心ください。
この間、痛みがある場合は硬いものを控え、やわらかい物を食べるようにしてくださいね。鎮痛剤を使う時は、必ず担当医の指示に従いましょう。
歯の痛みが長く続いたり、ワイヤーが刺さって痛いなどの症状があれば、我慢せずすぐにご連絡ください。
食事で気をつけること
ワイヤー矯正中は、食べ物にも注意が必要です。
ガムやキャラメル、お餅など粘着性のあるものは控えてください。りんごやせんべいなど固い食べ物は、ブラケットが外れる原因になります。食べる場合は一口サイズにする、加熱して柔らかくするなどし、注意しましょう。
矯正治療中の食事について、詳しくは下記をご参照ください。
ワイヤー矯正中の歯みがき
矯正中は、ブラケット周囲に虫歯の主な原因でもあるプラーク(歯垢)が停滞しやすいため、いつも以上に丁寧な歯みがきが必要です。
装置の周り

装置を中心に、歯を上・下に分けて磨きます。
ワイヤーの下

歯ブラシを縦にして使うと磨きやすいです。
細かな箇所

装置の周りやワイヤーの下、一番の歯や歯が重なり合った場所などは、ワンタフトブラシを使用すると磨きやすいですよ。
歯と歯ぐきの境目

歯ブラシを歯ぐきに向け、細かく左右に動かします。歯ぐきにプラークが停滞すると、歯ぐきが腫れる、出血するなどの症状が出たり、進行すると歯周病になることもあるため、丁寧に磨きましょう。
歯磨きのポイント4つ
①磨く順番を決めましょう


磨く順番を決めておくと、磨き残しのリスクを軽減できます。
②歯ブラシは定期的に交換しましょう


歯ブラシの寿命はおよそ1ヶ月。毛先が開いた歯ブラシは、プラークが落としにくくなります。1ヶ月経っていなくても、毛先が開いてきたら新しいものに交換しましょう。
③歯磨き粉はフッ素入りのものを使用しましょう


虫歯のリスクが高い矯正治療中は、フッ素入りの歯磨き粉がおすすめです。ただ、歯磨き粉のつけすぎには注意が必要になります。特に、お子さまの場合は上記の目安を参考に適切な量を使用しましょう。
④うがいは少量のお水で


歯磨きの後は、大さじ1杯ぐらいの水で5秒間のうがいを1回→その後は30分〜1時間ほど飲食を控えるとフッ素の効果が長持ちします。おすすめのタイミングは、細菌が繁殖しやすい夜間の就寝前です。
こんな時はすぐご連絡を
矯正装置に何か異変があった時は、我慢せずにご連絡ください。
下記の図は、矯正装置の名称です。患者さまご自身が壊れた場所や痛いところを把握できるだけでなく、医院へ症状をお伝えていただく際にもスムーズな対応が可能になりますので、ぜひ参考にしてみてください。

下記の症状がある場合には、なるべく早めにクリニックへご連絡ください。
ブラケットが外れた時

ワイヤーが外れた時や、奥のワイヤーが飛び出て粘膜に当たって痛い時

装置が歯ぐきや唇に当たって痛い時

アーチワイヤーが折れた時

バンドが緩んで動く時

まずは装置に慣れるまで、取扱いとケアに注意しましょう

装置に慣れていない間は、「食事中に装置が外れた」「うまく磨けない」「ワイヤーが飛び出て痛い」などのトラブルはつきものです。時間が経つにつれおのずと装置の取り扱い方、セルフケアにも慣れてきますので、ブラケットを装着したばかりの頃は今回ご紹介した注意点に気をつけつつ、装置に慣れるまで頑張りすぎずに過ごしましょう!
装置や治療に関して、分からないことや困ったことがあれば、お気軽に歯ならび見まもりアプリ(Dental monitoring)のチャットよりご相談くださいね。