smile access 矯正歯科|マウスピース型矯正装置(インビザライン公式スピーカーが監修)

無料カウンセリング受付中
マウスピース矯正

八重歯はインビザラインで治る?治せるケースと治せないケースを解説

こんにちは。スマイルアクセス矯正歯科の院長・吉住 淳です。

「インビザラインで、八重歯も治せますか?」 「他院ではワイヤーじゃないと無理と言われたんですが…」

日々の診療の中で、こうした声をよくいただきます。

インビザラインの技術進化によって、治療できる八重歯は以前よりも確実に増えています。

ただし、抜歯の要否や難易度の見極めが重要で、すべてのケースに対応できるわけではありません。

この記事では、これまでに1,000件以上のアライナー矯正治療に携わり、インビザライン公式スピーカーとして全国の歯科医師を指導してきた立場から、

・インビザラインで治せる八重歯とは?
・逆に、注意が必要な八重歯とは?

といった疑問に、実際の症例も交えながらわかりやすく解説していきます。

インビザライン公式スピーカーとは?

インビザライン公式スピーカー(正式名称:クリニカルスピーカー)とは日本全国でも数少ない、インビザラインの指導的ドクターのことです。

インビザライン開発元のアライン・テクノロジー社から公式に認定を受け、全国の歯科医師に向けて専門的な技術指導や講演を行っています。

当院のマウスピース矯正(インビザライン含む)の詳しい料金ページはこちら>

インビザラインで八重歯はどこまで治せる?

わかりやすいように、八重歯の状態を3つのレベルに分けて、インビザラインでどこまで治せるかをお伝えします。

症状の度合い八重歯の状態インビザライン適応度
レベル1・犬歯の軽度なズレ
・前歯の軽いねじれ
◎ 高い適応性あり
インビザライン単独(非抜歯が多い)
レベル2・犬歯の段差が大きい
・複数の歯がガタつく
◯ 状態次第で適応可能
インビザライン or ワイヤー矯正
レベル3・犬歯が大きく飛び出している
・骨格のズレを伴う
△ インビザライン単独は限定的
抜歯+ワイヤー矯正(アンカースクリュー併用も)

実は八重歯(犬歯)は矯正がなかなか難しい部類の歯並びです

八重歯の矯正を考える前に、まず知っておくべきことがあります。
それは、犬歯は全ての歯の中でかなり動かしにくいタイプの歯だということです。

その理由は3つあります。

①丸い形でマウスピースが掴みにくい

犬歯は他の歯と比べて断面がほぼ丸い形をしています。

そのため、マウスピース(アライナー)がしっかり掴めないことが多く、特に捻れている場合はコントロールが非常に難しくなります。

②歯根が最も長く、がっちり固定されている

犬歯は全ての歯の中で歯根(歯の根っこ)が最も長く、顎の骨に深くしっかりと埋まっています。

これは大きな木を引き抜くのが大変なのと同じ原理です。

③歯列の「角」に位置している

犬歯は前歯から奥歯へと曲がる、歯列の最もカーブしている位置にあります。

この難しい位置にあることも、動かしにくさの要因です。

つまり、マウスピースに限らずワイヤー矯正でも、犬歯は特別な配慮が必要な歯なのです。

だからこそ、八重歯の症状レベルをきちんと見極めて、適切な治療法を選ぶことが重要になります。

レベル1(軽度の八重歯)

→ ◎ 高い適応性あり
インビザライン単独での治療が可能なケースが多いです。

歯列を横に広げたり、傾きを調整することで改善が期待でき、治療計画も比較的シンプルです。
抜歯をせずに対応できることがほとんど。

レベル2(中等度の八重歯)

→ ◯ 状態次第でインビザラインが適応
インビザラインで対応できるケースもありますが、犬歯の移動量が大きい場合や、歯の回転を伴うような動きが必要な場合には、ワイヤー矯正の方が適していることもあります。

この段階になると、歯を並べるためのスペース確保が必要になることが多く、抜歯が選択肢に入る場合もあります。
患者さんの希望と口腔内の状況を照らし合わせながら、適切な装置を選択していくことが大切です。

レベル3(重度の八重歯)

→ △ 限定的
特に犬歯は根が長く、骨の中でしっかりと固定されているため、大きく動かすには強い力と三次元的なコントロールが求められます。

抜歯によって十分なスペースを確保し、ワイヤー矯正によって歯を精密かつ立体的に動かす必要があります。

そのため、ワイヤー矯正に加えてアンカースクリュー(歯ぐきに埋め込む小さなネジ)を併用することで、より精度の高い移動が可能になります。

アンカースクリュー

実際の症例で見る:インビザラインで八重歯はここまで治せる

症例写真(スライドで複数アングルを確認可能です)

症例写真は、顔貌の正面・側面、口腔内といった複数のアングルで掲載しています。
スライド操作により、治療前後の変化を多角的にご覧いただけます。

①インビザライン単独の症例

20代女性|インビザライン非抜歯で八重歯(叢生)と下顎のズレを改善(約2年5か月・836,000円)

BEFORE
AFTER
BEFORE
AFTER
BEFORE
AFTER

八重歯、前歯のガタつきと噛み合わせのずれを気にされてご相談いただきました。下顎が右にずれており、叢生を伴う歯列の左右差が見られる症例でした。

非抜歯でスペースを作りながら、インビザラインで歯の傾きと位置を細かく調整。2年5か月の治療で噛み合わせと見た目のバランスが整い、すっきりとした印象に仕上がりました。

歯列の左右差がある場合も、丁寧な診断と設計で自然な仕上がりが目指せます。

10代女性|インビザライン非抜歯で八重歯、叢生を改善(約1年6か月・820,800円)

BEFORE
AFTER
BEFORE
AFTER
BEFORE
AFTER

歯並びのガタつきを気にされてご相談いただきました。叢生の程度を診断した上で、顎の成長を活かしながら非抜歯での矯正方針を立てました。

インビザラインで歯の角度や位置を細かく整えていくことで、1年半の治療で前歯の重なりが改善。自然なアーチが整い、すっきりとした口元になりました。

成長期の柔軟性を生かすことで、より少ない負担でバランスの良い歯並びが目指せる場合もあります。

20代女性|インビザライン抜歯で八重歯(叢生)を改善(約1年3か月・836,000円)

BEFORE
AFTER
BEFORE
AFTER
BEFORE
AFTER

【コメント】
八重歯と歯並びのガタつきが気になるとのことで来院されました。診断の結果、叢生を伴う骨格性の下顎前突傾向と判断。

抜歯でスペースを確保し、マウスピース型矯正装置を用いて前歯の突出と歯列全体のバランスを丁寧に整えていきました。

比較的軽度の骨格的傾向でしたが、かみ合わせの位置関係を見極めながら微調整を重ねました。1年3か月で自然な横顔と咬合の安定が得られ、患者さんにも喜んでいただけました。

40代女性|インビザライン抜歯で目立つ八重歯(叢生)をじっくり改善(約3年10か月・820,800円)

BEFORE
AFTER
BEFORE
AFTER
BEFORE
AFTER

歯並びのデコボコを長年気にされており、治療を決意されました。叢生が強く、歯の重なりを解消するために抜歯を選択。

インビザラインでアーチ全体のバランスを整えながら、前歯の傾きや奥歯のかみ合わせも細かく調整しました。治療期間は3年10か月に及びましたが、その分じっくりと骨や歯の動きを見極めることができ、仕上がりも安定しています。

②インビザライン+ワイヤー矯正のコンビネーション治療

八重歯に加え、出っ歯や噛み合わせのズレを伴うような症例では、ワイヤー矯正とインビザラインの両方を組み合わせる“コンビネーション治療”が有効なケースもあります。

たとえば、前半はワイヤー矯正で大きな歯の移動を行い、後半は目立たないインビザラインで仕上げるといった設計です。
ワイヤーの装着期間は全体の治療期間の2〜3割にとどまるケースが多く、外見を気にされる方にも取り入れやすい方法です。

10代女性|インビザライン+ワイヤー矯正+抜歯で埋伏歯を伴う出っ歯を改善(約3年3か月・923,400円)

BEFORE
AFTER
BEFORE
AFTER

前歯の出っ張りと噛みにくさを気にされてご相談いただきました。骨格性の上顎前突に加え、犬歯の埋伏も伴う難症例で、抜歯を含む慎重な治療設計が必要でした。

ワイヤーとマウスピースを併用し、埋伏歯の誘導と前歯のコントロールを段階的に実施。3年3か月の治療で噛み合わせが安定し、口元のラインにも自然な変化が現れました。

複雑な条件が重なる場合でも、工程を丁寧に積み重ねることで、納得のいく仕上がりが目指せます。

③インビザラインではなくワイヤー矯正で治療

インビザラインはすべての症例において最適とは限りません。

特に、犬歯の移動量が大きかったり、骨格のズレを伴ったり、他の症状を併発しているケースでは、ワイヤー矯正の方が精密で確実にコントロールできることがあります。

20代女性|ワイヤー矯正抜歯で受け口と八重歯、叢生を治療(約2年10か月・1,008,000円)

BEFORE
AFTER
BEFORE
AFTER
BEFORE
AFTER

歯の重なりと受け口のかみ合わせを気にされてご相談いただきました。もともと歯周病もあったため、そちらのコントロールをした上で、抜歯によるスペース確保と歯列全体の精密な調整が必要な難症例でした。

骨格的な受け口傾向が強い症例でしたが、ワイヤー装置で前歯の角度やかみ合わせを丁寧に整え、再設計も経て約2年10か月で自然な噛み合わせと横顔のラインに。再治療を含めた細やかな調整が、納得のいく仕上がりにつながったケースです。

10代女性|ワイヤー矯正で出っ歯とガタガタの歯並びを抜歯で改善(約3年8か月・836,000円)

BEFORE
AFTER
BEFORE
AFTER
BEFORE
AFTER

前歯の突出感と歯並びのガタつきを気にされてご相談いただきました。

上下の前歯がともに前方へ傾き、叢生を伴う歯性の前突が見られる症例で、抜歯を伴うワイヤー矯正を適応しています。歯の傾斜や位置を丁寧に整え、3年8か月かけて噛み合わせと歯列のバランスを調整。笑顔が自然で、口元にすっきりとした印象が生まれました。

ただ抜歯をして並べるだけではなく、口元や笑顔の感じも踏まえると、診断の精度が鍵となります。

八重歯の矯正で「抜歯が必要かどうか」の判断基準

八重歯のインビザライン相談でよくいただくのが「マウスピース矯正なら抜歯しないで治せますか?」という質問です。

以下の条件がそろえばインビザラインの非抜歯治療が可能です。

インビザラインで非抜歯治療ができる条件

  • 犬歯のズレが軽度から中等度
  • 顎の横幅にある程度の余裕がある
  • 口元の突出感が少ない

インビザラインでは、IPR(歯間削合)や歯列の拡大を組み合わせることで、ワイヤー矯正では難しかった非抜歯治療が実現できるケースが増えています。

・IPR(歯と歯の間を少し削る)
→ 1本あたり0.1~0.5mm程度を削って、数mm単位のスペースを確保します。

・歯列の拡大(アーチの側方拡張)
 → 顎の幅がある場合、歯並び全体を少しずつ外側に広げて並べます。


一方で、八重歯の程度によっては抜歯が必要になるケースもあります。

次のような八重歯はインビザラインでも抜歯が推奨されます。

抜歯を選択した方がよいケース

  • 犬歯が大きく飛び出している重度の八重歯
  • 前歯全体にガタつきが強い
  • 口ゴボを改善して横顔を整えたい場合

第一小臼歯(4番)を抜歯してインビザラインで治療することで、美しい歯列と理想的な横顔を同時に実現できます。

無理な非抜歯を選択すると、歯が前に押し出されて口元が出たり、治療後の後戻りリスクが高まるため、長期的な安定性を重視した治療計画が大切です。

当院では、口腔内スキャナー・CT・顔貌写真などをもとに、抜歯・非抜歯の両方をシミュレーションし、最適な治療をご提案しています。

八重歯の矯正治療|相場の費用と期間の目安

以下、治療法別の八重歯の矯正治療の相場費用になります(※当院の料金ではありません)

治療法症状の度合い期間・費用(目安)
インビザライン(非抜歯)軽度1〜2年前後
約80〜85万
インビザライン(抜歯あり)中等度〜重度1年半〜3年程度
約85〜95万円
インビザライン+ワイヤーの併用中等度〜重度2〜3年程度
約90〜95万円
ワイヤー矯正(抜歯あり)重度・骨格性含む2〜3年半程度
約85〜100万円

スマイルアクセス矯正歯科のインビザライン料金

治療法費用(税込)
インビザライン935,000円

スマイルアクセス矯正歯科では出っ歯に対するインビザライン治療は総額935,000円(税込)でご提供しています。

当院では、治療開始前に治療の総額を提示する「トータルフィー制度(治療費総額制)」を採用しており、
上記料金には、毎月の調整料、治療後の保定装置(リテーナー)の費用もすべて含まれています。

治療期間が予定より延長した場合でも、追加の費用は発生しませんのでご安心ください。

分割払いやデンタルローンにも対応していますので、費用面のご不安もお気軽にご相談ください。

ワイヤー矯正料金

白いワイヤー、透明ブラケットなど
目立ちにくい装置もご用意しています。

部分矯正
¥165,000〜495,000
全体矯正(メタルブラケット)
¥880,000
全体矯正(クリアブラケット)
¥935,000


詳細は料金ページへ ▶︎ https://smile-access.jp/price

【矯正医が回答】インビザラインによる八重歯の矯正でよくあるご質問(FAQ)

Q1. インビザラインで、私の八重歯も治せますか?

A. 治せる可能性はありますが、状態によって異なります。

一見軽度に見える八重歯でも、レントゲンやCTで確認すると歯根の角度や位置に大きなズレがあることがあります。

そうした場合、インビザライン単独では難しく、ワイヤー矯正やアンカースクリューの併用が必要になることもあります。

だからこそ、精密検査を行ったうえでの診断が欠かせません。

Q2. 八重歯の治療に、抜歯は必要ですか?

A. 必要かどうかは、精密検査によって判断されます。

「なるべく抜かずに治したい」とご希望される方は多く、当院でもその思いに最大限寄り添いたいと考えています。

ただし、スペースが足りないまま無理に非抜歯で進めると、口元がもっこりしたり、かみ合わせに不調和が生じたりする可能性もあります。

逆に、見た目では抜歯が必要そうに見えても、実際には非抜歯で対応できるケースもあります。

因みに、八重歯になっている犬歯自体を抜歯することは少なく、なるべく残すことを考えるのが一般的です。抜歯をするとしても、犬歯ではなく小臼歯を考えることが多いです。

最終的には、CT・口腔内スキャン・かみ合わせ分析などによる総合的な診断での判断が必要です。

Q3. 八重歯だけでなく、出っ歯や噛み合わせのズレもあります。インビザラインで治せますか?

A. 他の症状を伴う場合でも、治療可能なケースはあります。

ただし、骨格のズレや歯の移動量が大きいケースでは、インビザライン単独では対応が難しいことも。

そのような場合は、ワイヤー矯正とのコンビネーション治療や、ワイヤー単独での治療が適している可能性があります。
当院では、こうした複合的な症例にも対応した設計を行っていますので、まずはご相談ください。

Q4. 他院で「ワイヤー矯正じゃないと無理」と言われました。本当にインビザラインは無理ですか?

A. 一度、精密検査を受けてみるのがおすすめです。

当院には「他院で断られたけれど…」という方が多く来院されています。

実際にはインビザラインで治療できた症例も少なくありません。

「診断の違い」が治療の選択肢を広げることもあります。ぜひお気軽にご相談ください。

Q5. 子どもの八重歯も、インビザラインで治せますか?

A. インビザラインファーストという小児用のマウスピース矯正があります。

6歳ごろから始められる「インビザライン・ファースト」は、乳歯と永久歯が混在する時期(混合歯列期)に対応した治療です。

顎の成長を利用しながら歯が並ぶスペースを確保できるため、将来の八重歯や抜歯リスクを軽減できる場合があります。

Q6. 子どもの八重歯は、いつ治療を始めればよいですか?

A. タイミングはお子さまの歯並びや成長状態によって異なります。

一般的には、6〜10歳前後に一度、矯正医の診断を受けることをおすすめします。

早期に顎のバランスを整えることで、本格的な矯正が必要なくなる、あるいは軽く済む可能性もあります。

当院でも小児矯正は対応していますのでご相談お待ちしています。

当院の小児矯正について>>https://smile-access.com/child/

まとめ:八重歯の治療は、装置選びより「診断力」がカギ

インビザラインは、かつては「軽度の症例向け」とされていました。

しかし今では、技術の進化によって中等度以上の八重歯にも対応できるケースが増えています。

ただし、それでもすべての八重歯にインビザラインが最適というわけではありません。
抜歯の要否・犬歯の位置・骨格のバランス・かみ合わせの状態など、診断によって選ぶべき治療法は変わってきます。

歯列矯正は、装置ありきの治療ではありません。
その人の骨格や歯の動き方、ライフスタイルに合わせて“どう動かすか”を立体的に設計することが重要です。

スマイルアクセス矯正歯科では、CTや口腔内スキャナー、顔貌写真、かみ合わせの分析などを通じて、
あなたにとって最適な治療方針をご提案しています。

無料で矯正相談実施中スマイルアクセス矯正歯科では、来院・オンラインどちらのカウンセリングも無料でご案内しています。

こんなこと聞いて大丈夫かな?」と思うようなことも、どうぞ気兼ねなくご相談ください。

矯正にまつわる不安や疑問には、矯正医が丁寧にお答えします。

もちろん、カウンセリングを受けたからといって、すぐに治療を始める必要はありません。
ご説明を聞いた上で、じっくりご検討いただければと思います。

相談だけOK。無理な勧誘一切なし

 

関連記事

PAGE TOP