こんにちは、矯正医の吉住 淳です。
「この症例は、さすがにワイヤーでないと無理だろう」
かつて私自身がそう診断していたケースでも、今ではマウスピース矯正のインビザライン単独で対応できるようになってきました。
登場当初は「軽度の歯並びに限った選択肢」とされていたインビザラインですが、現在では技術の進化により、中等度〜重度の矯正にも用いられる確かな実績ある矯正治療法として定着しています。
ただし、万能というわけではありません。
インビザラインが最も効果を発揮する得意な症状と、そうではない苦手な症状があるのも事実です。
この記事では、これまでインビザライン公式スピーカー*として多くの歯科医師を指導し、1,000を超える症例と向き合ってきた経験を基に、インビザラインの「得意」と「苦手」を正直にお伝えします。
よくご相談いただく出っ歯や叢生(ガタガタの歯並び)、口ゴボといった症例写真も交えて、皆さんが本当に知りたい費用や期間、そしてワイヤー矯正との違いまで、専門家の立場から詳しく解説していきます。
インビザライン公式スピーカー(正式名称:クリニカルスピーカー)とは日本全国でも数少ない、インビザラインの指導的ドクターのことです。
インビザライン開発元のアライン・テクノロジー社から公式に認定を受け、全国の歯科医師に向けて専門的な技術指導や講演を行っています。

当院のマウスピース矯正(インビザライン含む)の詳しい料金ページはこちら>
ワイヤー矯正の“しんどさ”に代わる、新しい選択肢として
「痛い」「目立つ」「生活が不便」
こうした声は、矯正治療を経験された多くの方から聞かれる、いわば“あるある”です。
金属の装置が目立ったり、歯磨きや食事に手間がかかったり。
中には、痛みやわずらわしさから治療を断念してしまう方もいます。
そうした課題に応えるため、1997年にアメリカで誕生したのがマウスピース型矯正装置「インビザライン」です。
きっかけは、開発者自身のワイヤー矯正の経験だったと言われています。
「もっと目立たず、快適に治療できる方法はないか」 その想いから、テクノロジーを活かした新しい矯正治療が生まれました。
いまでは世界100カ国以上で導入され、累計2,000万件超の症例を支えるまでに進化。
“目立たず・痛みも少なく・取り外しもできる”という特長に加え、
中等度〜重度の症例にも対応できる“本格的な矯正治療”として広がっています。
「できるだけ負担を抑えて、でも結果には妥協したくない」
そんな方にとって、インビザラインは有力な選択肢になり得る治療法です。
インビザライン vs.ワイヤー矯正
「ワイヤー矯正とインビザラインのどちらが良いのですか?」
と患者さんからもよく質問をいただきますが、この問いに“絶対的な正解”はありません。
というのも、それぞれの治療法に得意・不得意があり、患者さんの歯並びやご希望、ライフスタイルによって最適な選択肢が変わってくるからです。
治療法ごとの特徴比較
| インビザライン | ワイヤー矯正 | |
|---|---|---|
| 見た目 | 透明で装着していてもほとんど目立たない | 金属の装置が見える(※審美ブラケットもあり) |
| 取り外し | 可能(食事・歯磨きの際に外せる) | 不可(固定式) |
| 通院頻度 | 6〜8週ごと(オンライン診療併用なら3〜6ヶ月ごと) | 3〜4週ごとに調整が必要 |
| 対応できる症例 | 軽度〜中等度が得意。重度でも工夫次第で可能 | 軽度〜重度まで幅広く対応。外科矯正にも対応可 |
| 痛み | 比較的マイルド | 装置装着後・調整後に痛みが出やすい |
| 治療中の制約 | 装着時間の自己管理が必要(1日20〜22h装着) | 常に装着されているため治療効果が安定しやすい |
矯正医として私たちが大切にしているのは、「この治療法が一番いいですよ」と決めつけることではなく、
その方の症状や価値観に寄り添いながら、“その方にとっての最適”を一緒に考えることです。
場合によってはワイヤー矯正とインビザラインのハイブリッド治療*といった選択肢も当院ではご用意しています。
※前半はワイヤー矯正で大きく動かし、仕上げはインビザラインで行います。
【重要】インビザラインと他のマウスピース矯正との違い
最近では、「オンライン完結型」や「格安・通院不要」をうたった格安マウスピース矯正が増えてきました。
いわゆるD2C型(Direct to Consumer)矯正やLCM型(Low Cost Mouthpiece)矯正と呼ばれるものです。
たしかに、オンラインや郵送だけで始められ、価格も抑えられている──という点に魅力を感じる方もいらっしゃると思います。
ですが一方で、診断の精度や医師の関与、治療の安全性に不安が残るケースも少なくありません。
※日本では完全にオンライン完結型の治療は違法です。必ず一度は歯科医師の対面診察が必要になります。
インビザラインとD2C型矯正の違い(比較表)
| 比較項目 | インビザライン | D2C型・格安マウスピース矯正 |
|---|---|---|
| 診断の精度 | 矯正医による精密診断(CT・口腔内写真)+3D設計 | 簡易スキャン+テンプレ設計が主流 |
| 技術・性能 | G8・スマートフォース・歯根の動きまで制御可能 | 歯の表面的(歯冠)な動きが中心、歯根制御は限定的か不可 |
| 対応できる症例 | 抜歯を伴う矯正、開咬、非対称、口ゴボなどにも対応 | 軽度のすきっ歯・叢生が中心 |
| 担当者 | インビザライン社の認定を受けた矯正医(矯正治療専門の歯科医師)または歯科医師 | 担当医が不明瞭、歯科医師が関与しないケースも |
| 治療の見守り | 通院+遠隔モニタリングの両方が可能 | 原則は自己管理、サポートも最小限 |
実際によくあるご相談
当院には、D2C型矯正や格安マウスピース矯正を終えた方から、次のようなご相談が寄せられています。
・「見た目は整ったけど、噛みづらくてご飯が食べにくくなった」
・「口元の印象が前より悪くなった気がする」
こうしたケースでは、「顔全体のバランスや噛み合わせを考慮せず前歯だけを整えた治療」や、「治療中の診察やサポートがほとんどなかった」という共通点が見られます。
そして、途中や治療後に不具合に気づいた場合、そこから“リカバリー”として治療をやり直すには、時間も費用もかかります。
何より、「せっかく矯正したのに…」という気持ちが、患者さんにとって大きなストレスになってしまうのです。
もちろん、すべてのD2C型矯正や格安マウスピース矯正が問題を抱えているわけではありません。
ですが、「誰が診断し、誰が治療を見届けてくれるのか」が曖昧なまま進む矯正治療は、私たち矯正医の立場から見ると、医療としては非常にリスクが高いと感じています。
先に挙げた「D2C型」や「LCM型」などの格安マウスピース矯正とは異なり、
「インビザライン」レベルでの治療が可能な有力なマウスピース矯正ブランドも出てきています。
国内ではまだ導入実績が少ないですが、海外ではインビザラインに追いつけ・追い越せで、様々なブランドが立ち上がり切磋琢磨しています。
代表的なブランドでいうと、「SPARK」「Angel Aligner」「Smartee」などがあり、今後日本国内でも目にする機会が増えることが予想されます。
ただ、これだけ選択肢が多いと「どのブランドを選べば良いの?」と迷ってしまいますよね。
しかし、最も大切なのは「どの装置を使うか」よりも「どの矯正医が診断し、治療計画を立てるか」です。
どの装置で治すかより、「誰と」治すかを大切に選んでみてください。
【症例写真で解説】インビザラインが合う人・合わない人とは?
「インビザラインは自分の歯並びでも治せる?」「ワイヤー矯正とどっちがいいの?」
そんなご相談を、日々多くの患者さんからいただきます。
インビザラインには、特に効果を発揮しやすい歯並びと、ワイヤー矯正を含めて慎重な検討が必要な歯並びがあります。
まずは簡単なチェックリストでご自身がどちらのタイプに近いかを確認し、その後に実際の症例写真を見ていきましょう。
あなたはどっち?インビザライン適性チェックリスト

インビザラインが特に効果的な方の特徴
- とにかく目立たずに矯正したい
透明なマウスピースは装着していてもほとんど気づかれず、見た目のストレスが少なくすみます。 - 治療中も、食事や歯磨きは普段通り行いたい
取り外しができるため、お口の中を衛生的に保ちやすいのも大きな魅力です 。 - 歯の移動量が比較的少ない(軽度〜中等度の歯並び)
軽いガタガタやすきっ歯、過去の矯正治療後の“後戻り”など、歯を大きく動かす必要がないケースでは特に有効です。
慎重に検討するべき方の特徴
- 骨格のズレが大きい、または抜歯などで歯を大きく動かす必要がある
骨格性の受け口や、奥歯を大きく動かす必要がある症例などでは、ワイヤー矯正の方がより適していることもあります。 - マウスピースの自己管理に自信がない
インビザラインは「1日20時間以上の装着」が絶対条件です 。
これが難しいと、計画通りに歯が動かず治療が長期化する可能性があります。 - 外科手術が必要と診断されている
骨格的な問題が大きく外科手術が必要なケースでは、インビザライン単独での治療は難しくなります 。
実際の症例:インビザラインで治療できる人、治療が難しい人
インビザラインで治療できる人、治療が難しい人は実際の症例でどのように判断されているのか。
当院のケースをもとに具体的に解説します。
タイプ①インビザライン単独で治療しやすいタイプ
比較的動かす量が少なく、骨格に大きなズレがない歯並びは、インビザラインに非常に向いています。
たとえば、
・歯のデコボコやガタガタなどの「叢生」
・歯と歯の間にすき間がある「空隙歯列」
・過去に矯正を受けたけれど時間が経って元に戻ってきた「後戻り」
これらは、インビザラインで比較的スムーズに対応しやすい代表的なケースです。
20代女性|叢生を非抜歯・インビザラインで治療(2年・880,000円)
ガタガタした歯並びが気になるとのことでご相談いただきました。
歯が並ぶスペースが不足していたため、全体のバランスを見ながら非抜歯での対応を計画しました。インビザラインで歯の傾きや位置を少しずつ整え、2年かけて前歯のデコボコが改善。
仕上がりも自然で、歯並びが整ったことで表情にも明るさが増した印象です。
非抜歯でも十分なスペースが確保できるかどうかを丁寧に診断することが大切です。
20代女性|八重歯・叢生を非抜歯・インビザラインで治療(2年5か月・836,000円)
前歯のガタつきと噛み合わせのずれを気にされてご相談いただきました。下顎が右にずれており、叢生を伴う歯列の左右差が見られる症例でした。
非抜歯でスペースを作りながら、インビザラインで歯の傾きと位置を細かく調整。2年5か月の治療で噛み合わせと見た目のバランスが整い、すっきりとした印象に仕上がりました。
歯列の左右差がある場合も、丁寧な診断と設計で自然な仕上がりが目指せます。
20代男性|先天欠損を伴う隙っ歯を非抜歯・インビザラインモデレートで治療(1年7か月・715,000円)
前歯のすき間と、乳歯が残っていることを気にされてご相談いただきました。診断では、上顎犬歯(U3)の先天欠損が原因で空隙歯列が形成されており、自然な咬合への誘導が必要なケースでした。
非抜歯でスペースを適切に再配分し、マウスピース型矯正装置(インビザラインモデレート)で全体の歯列バランスを整えました。
1年7か月で隙間も閉じ、乳歯の管理も含めた自然な仕上がりに。欠損を伴う症例では、将来を見据えた設計が重要になります。
タイプ②アンカースクリューを併用すれば可能になるタイプ(口ゴボや重度な出っ歯)
「前歯をしっかり引っ込めたい」「口元の印象を大きく変えたい」といったケースでは、
インビザラインだけでは歯を十分に後方へ移動させるのが難しいことがあります。
こうした場合には、歯科矯正用アンカースクリュー(小型のネジ)をあごの骨に埋め込み、それを固定源として歯を効率よく後ろに動かすことで、治療の対応範囲が大きく広がります。
10代女性|口ゴボ・出っ歯を抜歯+インビザライン+アンカースクリューで治療(2年3か月・880,000円)
前歯の出っ張りと口元の突出感を気にされてご相談いただきました。前歯の傾きによる歯性上顎前突と診断し、抜歯によってスペースを確保しながら歯列全体を整える方針に。
インビザラインで前歯の角度と位置を丁寧にコントロールし、2年3か月で自然な横顔と噛み合わせが仕上がりました。
骨格に大きなずれがない場合は、抜歯を含めた精密な設計で、見た目と機能を両立することが可能です。
20代女性|出っ歯・叢生・口ゴボを抜歯+インビザライン+スクリューで治療(1年11か月・841,500円)
前歯の出っ張りと歯並びのガタつきを気にされて来院されました。叢生を伴う骨格性の上顎前突と診断し、抜歯を伴う治療での対応を計画。
アンカースクリューというネジを骨に埋入することで、口元の突出感をできるかぎり抑える設計としました。インビザラインで少しずつコントロールを重ね、1年11か月で噛み合わせと口元の印象が自然に改善。
骨格的特徴があっても、工夫次第で審美性と機能性の両立が可能です。
タイプ③インビザラインが難しい・向かない症例とは?
一方で、
・骨格自体に大きなズレがある出っ歯(上顎前突)
・受け口(下顎前突)
・噛み合わせが深く上下の歯が大きく重なっている重度の過蓋咬合
これらの症例では、インビザライン単独での対応が難しい場合があります。
こうした骨格的な問題が関わるケースでは、マルチブラケット(ワイヤー矯正)や必要に応じた外科的処置を併用することで、より精密な治療が可能になります。
以下では、インビザラインによる治療では限界があると診断し、ワイヤー矯正を選択した実際の症例をご紹介します。
20代女性|欠損を伴う受け口を抜歯+ワイヤー矯正で治療(5年5か月・820,800円)
受け口と顎の左右差に長年悩まれて来院されました。
先天的な歯の欠損や骨格の非対称もあり、矯正治療としては複雑で慎重な対応が求められるケースでした。
抜歯を含むワイヤー矯正で、かみ合わせと左右バランスを一つずつ丁寧に整えていきました。
途中ご結婚やご出産をはさみながら、5年を超える期間をともに歩み、咬みやすさだけでなく、見た目や気持ちの変化も実感していただけたと思います。ご本人の粘り強さが、治療の成功を支えてくれました。
10代女性|叢生・出っ歯を抜歯+ワイヤー矯正で治療(3年8か月・836,000円)
ぱっと見では前歯のデコボコだけが気になるように見える症例でしたが、実際には奥歯の咬み合わせにもズレがあり、さらに口元の突出感(口唇の前突)も顕著でした。
難易度が高く、単純な前歯の矯正だけでは対応しきれないケースです。
治療では、上顎の第二大臼歯を抜いて親知らずを活かすスペースを確保し、加えて上下左右の第一小臼歯も抜歯することで、歯列全体のバランスを整えました。こうした親知らずの位置や成長状態まで視野に入れた複雑な治療設計では、歯の動きを細かく調整しやすいワイヤー矯正のほうが適しており、インビザライン単独での対応は難しい場合があります。
10代女性|過蓋咬合による深い噛み合わせを抜歯+ワイヤー矯正で治療(2年2か月・880,000円)
上の前歯が内側に傾いており、噛み合わせが深く、加えて出っ歯の傾向もみられる──このような咬合状態は、専門的には「Angle分類 2級2類」に該当する複雑なタイプです。
見た目以上に診断・治療の難易度が高く、歯の根の角度や向きを繊細に調整する必要があります。
こうしたケースでは、歯根のコントロールが不得意とされるマウスピース矯正(インビザライン含む)では対応に限界があることも少なくありません。
もちろん、装置の工夫や治療計画を工夫することで、インビザラインで進められる場合もありますが、治療期間が長引いたり、理想的な仕上がりに届きにくいリスクも伴います。
今回はその点をふまえ、治療の精度と再現性を重視し、マルチブラケット装置(ワイヤー矯正)による治療を選択しました。
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インビザラインの技術は年々進化しており、対応できる症例の幅は格段に広がっています。
しかし、どんなに精密な装置であっても、それをどう使うか、どこまでの動きを設計するかは診断次第です。
だからこそ大切なのは、
「どんな装置で治療するか」よりも「どう診断するか」。
インビザラインで治るかどうかは、矯正医の診断によって決まると言っても過言ではありません。
インビザラインの進化による適応範囲の拡大
かつては「マウスピース矯正では難しい」とされていた症例も、
近年ではインビザラインの技術革新により、治療の選択肢が大きく広がっています。
世界100カ国以上で導入され、累計2,000万件を超える膨大な治療データをもとに、インビザラインは年々アップデートされています。
特に近年の「G8シリーズ」では、歯の動きをより繊細かつ正確にコントロールできるようになりました。
「押す」「引く」「回す」──歯を自在に動かす技術
インビザラインの大きな特長は、ワイヤー矯正に近い力の再現性を実現している点です。
その中核を担っているのが、独自の「スマートフォース®」技術です。
歯の表面に取り付けられるアタッチメント(小さな樹脂の突起)が、マウスピースとしっかり噛み合うことで、
歯を引っ張る・押す・傾ける・ねじるといった動きをピンポイントで実現。
この仕組みにより、従来はワイヤー矯正でなければ対応が難しかった複雑な動きも、設計通りに動かせるようになっています。
こうした技術革新により、これまでマウスピース矯正では難しいとされていた、
深い噛み合わせ(過蓋咬合)や奥歯を側方に広げる必要がある歯列拡大などのケースにも、
インビザラインでの対応が可能となりつつあります。
インビザラインの費用・治療期間|相場と当院の治療例

矯正治療をご検討される方からよくいただくご質問のひとつが「費用と期間はどのくらいかかりますか?」
というものです。
インビザラインの費用相場は?
インビザラインの費用は、症例の難易度や使用するマウスピース枚数によって幅がありますが、
一般的には80万円〜100万円台前半が相場とされています。
特に抜歯を伴う治療や、歯の動きが大きいケースでは、やや費用が高くなる傾向にあります。
治療期間も同様に、軽度の歯並びであれば半年〜1年程度、中等度〜重度の症例では2〜3年かかるケースもあります。
当院のインビザライン料金について
スマイルアクセス矯正歯科でのインビザライン治療(全体矯正)の料金は、
935,000円(税込)です。(毎回の調整料込みのトータルフィー)
治療開始前にしっかりと精密検査と診断を行い、患者さまごとに最適なプランをご提案いたします。
追加費用の心配がない、わかりやすい料金体系です。
インビザラインのよくある質問(Q&A)
Q1. インビザラインは痛いですか?
インビザラインは、従来のワイヤー矯正と比べて痛みが少ないと言われています。
とはいえ、歯が動く際の“締めつけられるような違和感”や、“じんわりとした痛み”を感じることはあります。
特に新しいマウスピースに交換した直後は、一時的に圧力を感じやすいですが、多くの方が1〜2日で慣れていくケースがほとんどです。
Q2. インビザラインで本当に歯並びは治せますか?
はい。ただし、「どんな歯並びでも絶対に治せる」というわけではありません。
矯正医の診断によって、インビザラインで対応できる範囲かどうかを見極める必要があります。
軽度〜中等度の症例(すきっ歯・ガタガタ・出っ歯など)には特に有効で、近年はアンカースクリューやその他の装置の併用により抜歯症例にも対応できる範囲が広がっています。
Q3. インビザラインは毎日どのくらい装着する必要がありますか?
基本的には1日20〜22時間の装着が必要です。
取り外しができることは大きなメリットですが、装着時間が足りないと歯が予定通りに動かないため、自己管理が重要になります。
外食やイベント時に外すことはできますが、その分、装着時間を意識して補いましょう。
Q4. インビザラインでは抜歯が必要になることもありますか?
あります。
出っ歯や口元の突出感が強い方、歯を並べるスペースが大きく足りない方などは、歯を抜いたうえでの矯正が必要になるケースがあります。
このような場合でも、アンカースクリューなどを併用すればインビザラインで治療できることもあります。
抜歯の有無は、診断結果に基づいてご説明しています。
>>抜歯矯正で歯を抜く、抜かないの判断基準とは?矯正医が解説
Q5. インビザラインは途中でやめられますか?
治療はいつでも中断することは可能ですが、途中でやめてしまうと歯並びが中途半端な位置で止まったり、後戻りしてしまうリスクがあります。
また、費用に関しては治療の進行度合いによってキャンセル規定が異なるため、必ずご相談ください。
Q6. インビザラインとワイヤー矯正、迷ったらどうすればいい?
インビザラインもワイヤー矯正も、一長一短がある治療法です。
歯並びの状態・ライフスタイル・優先したいポイント(見た目、痛み、通院頻度など)によって最適な治療は異なります。
当院では、マウスピースとワイヤーの“ハイブリッド治療”なども行っていますので、ご相談時に最適な治療方法をご提案します。
Q7. インビザラインの治療期間はどのくらいですか?
症例の難易度によって異なりますが、軽度な歯並びで6か月〜1年ほど、中等度〜重度のケースでは2〜3年程度かかることもあります。
「見た目だけでなく、かみ合わせも整える」ような本格矯正の場合、ある程度の期間が必要になります。
当院では事前に3Dシミュレーションを行い、治療完了までのおおよその流れや期間をわかりやすくご説明しています。
Q8. インビザライン中は、食事制限がありますか?
基本的に食事の制限はありません。
マウスピースは食事の際に外すため、ワイヤー矯正のように「粘着性のあるものNG」「硬いもの注意」といった制限が少ないのが特徴です。
ただし、飲み物(特に色の濃いもの)を摂る際は注意が必要です。マウスピースを装着したまま飲むと着色や変形の原因になるため、外してからの飲食を推奨しています。
Q9. インビザライン中にホワイトニングはできますか?
はい、可能です。
実はインビザラインとホワイトニングを同時に行う方も少なくありません。
マウスピースを使用する治療のため、専用の薬剤を使えば同じマウスピースでホームホワイトニングができるという利点もあります。
ただし、歯の状態によっては時期をずらしたほうが良い場合もあるため、カウンセリング時にご相談ください。
Q10. 通院はどれくらいの頻度で必要ですか?
通常の矯正治療では月に1回程度の来院が必要ですが、インビザラインでは6〜8週間に1回程度の通院が一般的です。
また当院では、「Dental Monitoring(デンタルモニタリング)」というAI遠隔管理システムを活用することで、物理的な通院回数をさらに3〜6ヶ月に1回程度の通院に減らすことも可能です。
遠方の方や、仕事・子育てで忙しい方にもご好評をいただいています。
まとめ|あなたに合った矯正方法を見つけるために
インビザラインは、目立ちにくく・快適で・通院も少なくて済む、いま注目の矯正治療です。
「気づかれずに治したい」「忙しくて毎月通えない」といったご希望にもフィットしやすく、矯正を前向きに始められる方が増えてきました。
ただ一方で、「すべての症例に向いているわけではない」というのも、私たち矯正医が強調しておきたいポイントです。
本当に大切なのは、“その方にとってピッタリな方法なのかどうか”。見た目だけでなく、かみ合わせや骨格のバランスまで丁寧に診断し、適切な治療法を選ぶことが成功のカギになります。
当院では、CTや口腔内スキャナーなどの精密検査をもとに、専門医が一人ひとりに合った矯正プランをご提案しています。
「自分の歯並び、インビザラインで治せるかな?」
そんな疑問も含めて、まずは気軽にご相談ください。
矯正相談実施中スマイルアクセス矯正歯科では、来院・オンラインで矯正相談も実施中です。相談料はかかりません。
「こんなこと聞いて大丈夫かな?」と思うようなことも、どうぞ気兼ねなくご相談ください。
矯正にまつわる不安や疑問には、矯正医が丁寧にお答えします。
もちろん、カウンセリングを受けたからといって、すぐに治療を始める必要はありません。
ご説明を聞いた上で、じっくりご検討いただければと思います。
相談だけOK。相談料はかかりません。
「自分にどの治療法が合っているか知りたい」という方のために、以下の記事も参考にしてみてください。



